2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

第7話 『続々 十二因縁のお話』

この『十二因縁』はお釈迦様が説かれたものですが、現代科学を神仏のように信じている人達は、お釈迦様が説かれた仏の智慧を知ろうともしませんから、様々な災いに出会い、喜怒哀楽(六道輪廻・ろくどうりんね)を繰り返し、苦しみもがきながら年老いて死ん…

第6話 『続 十二因縁のお話』

『十二因縁』とは、過去世、現世、来世の三世の成り立ちを、御説法の中で示されたものです。「無明(むみょう)、行(ぎょう)、識(しき)、名色(みょうしき)、六入(ろくにゅう)(六処)、触(そく)、受(じゅ)、愛(あい)、取(しゅ)、有(う)、…

第5話 『十二因縁のお話』

『十二因縁(じゅうにいんねん)』は、『十二支縁起(じゅうにしえんぎ)』とも呼ばれています。 お釈迦様は、「人間は過去世」からの宿縁により、この世(此岸)に父母の生を受け産まれて来て、「生老病死の宿命により、あの世(彼岸)へ帰って行き、宿縁に…

第4話 『施餓鬼会』

『施餓鬼会(せがきえ)』の起源は、お釈迦様の十大弟子の一人である阿難尊者(あなんそんじゃ)が、お釈迦様の説法を聞き終わって、その説法を一人静かに樹陰(じゅいん)で三日間想念し、三晩目の夜も更けた時、突然髪の毛を逆立てて身体が痩せこけ、喉は…